2023.03.06
四十肩・五十肩って?
こんにちは、GoodBye鍼灸院・整骨院・整体院です!
普段、みなさん「四十肩」「五十肩」という言葉はよく聞かれると思います。
当院にも「四十肩で肩があがらなくて…」とご相談にいらっしゃられる患者様は少なくありません。
■「四十肩、五十肩ってなんなんだろう?」
実は、これらの名前は正式な怪我・病気の名前ではなく
「急に肩の関節が痛くなったこと」の総称でしかありません。
例えば「頭が痛い=頭痛」「急にお腹が痛い=急性腹痛」のように
「急に肩関節が痛い、動かない」という症状を表す言葉で、
実際にその原因は様々なケースがあります。
いくつか例をあげれば
・肩を動かす筋肉の腱が傷ついている(腱板損傷)
・筋肉の腱と骨がぶつかってこすれている(インピンジメント症候群)
・肩関節の中に石灰の塊ができている(石灰沈着炎)
その他、肩関節を構成するいろいろな組織の炎症や、ケースによっては原因不明で突然肩に強い炎症が起きるものもあります(突発性肩関節周囲炎=狭い意味の「四十肩」)
また、炎症や痛みが落ち着いても、その間に肩関節を動かさなかったことによって、
筋肉や腱などが硬くなったりはりついてしまい、肩関節の可動域が低下したり、
むりに動かそうとすると痛みが出たりしてしまうこと(肩関節拘縮)が起きます。
当院では、急性の肩の痛みを「そのうち治るだろう」とあまり動かさずに放置した結果、
肩関節が固まった(拘縮)状態で受診される方も多くいらっしゃいます。
●急性の痛みには早期の治療を!長期で痛くなってしまった肩には継続した治療を!
このように、一口に「肩関節が痛い」と言っても、その原因は多岐にわたり
それぞれの原因と状態によって治療のためのアプローチは全く変わってきます。
・ハイボルテージ電流で痛みを抑える
・マッサージでこわばった組織を緩めて、動きを出す
・状態に応じたリハビリ、トレーニングの指導
・肩甲骨や背骨、骨盤などを整えて動きのバランスをとる
など、原因を見極め、そして痛みと可動域制限の段階に応じた治療をさせていただいております。
肩関節が固まること(拘縮)を防ぐためには、受傷直後できるだけ早い治療と段階的なリハビリが望ましいですが、
すでに固まってしまった肩でも当院では改善可能です。
「あれ?」という痛みの出始めから「もう何年も…」という方まで、まずはGoodBye整骨院にお気軽にご相談ください!
院長 柴田 雄基